メラミンの毒性
用語解説(一般向け)
メラミンの主な毒性影響としては、膀胱の結石・炎症による腎臓障害などが確認されていますが、ヒトに対する刺激性・感作性は認められず、また慢性の毒性影響の報告もありません。米国食品医薬局(FDA)は、メラミンの耐容一日摂取量(TDI)を0.63mg/kg体重/日としています。わが国の食品安全委員会では、メラミンの健康への影響について次のようにまとめています。
「メラミンは、一般的に工業用としてメラミン樹脂の原料等に使用され、毒性は比較的低いが、単独でも比較的高用量で、結石、体重抑制などの毒性が認められる。現在、リスク管理機関においては、中国から輸入される乳及び乳製品並びにこれらを原料とする加工食品について、メラミンに係る全ロット検査を実施する。安全性が確認(中国側の原因究明・再発防止対策の徹底)されるまでの間、検査を継続する。」