書籍の発行
分析産業人ネットでは機器分析技術の普及を進めるために書籍を制作し発行しています。
PAI-NETの活動で得られた成果を書籍としてまとめています。
Ⅰ.事業活動での書籍
1.携帯型分析機器ガイドブック 2015年版
JASIS展に合わせて発行します。
今年は10手法の携帯型機器を掲載しました。
2.タイ語「機器分析の基礎」
検査分析士初級試験テキストのタイ語版です。検査分析士資格のタイでの普及を目指しています。
Ⅱ.社会貢献活動から生まれた書籍
1.エッセイコンテストの作品集「もののしらべ」「もののしらべ2013」
社会貢献活動として行っているエッセイコンテンストの受賞作品を冊子にしました。2009-2012年の受賞作品は「もののしらべ」に2013年受賞作品は「もののしらべ2013」に掲載されています。
2.泰日工業大学(タイのバンコックにある大学)の日本語コンテストの作品集「おもいをつぐむ」
社会貢献活動として行っているタイの学生が日本語で語るスピーチコンテストの2010年から2013年の受賞作品集です。
Ⅲ.翻訳した書籍
1.機器分析の創業者たち
米国ペンシルバニア州フィラデルフィアにある化学遺産財団(Chemical Heritage Foundation)が発行した「Makers of Modernity」に掲載された30名の日本語訳と日本人の創業者10名の簡単な伝記を掲載しています。
Ⅳ.ワンコインブック
このシリーズは本の中の知りたい部分だけを手に取ることが出来、言葉で表現される概念とともにイメージとしても掴むことが出来ことを目指したシリーズです。
1.Pittcon:機器分析に関する世界的なコンファレンス
Pittcon(Pittsburgh Conference on Chemical Analysis and Applied Spectroscopy)は1950年に開始された機器分析に関する世界的なコンファレンスで、既に半世紀がたちましたが、今でも機器分析技術のイノベーションの現状を知るために最適のコンファレンスです。このコンファレンスは機器分析に関するシンポジウムやセミナー、学生のための講習会、世界的な分析機器メーカーからベンチャー企業までは出展する展示会が行われ、毎年、日本から3000人近い研究者や技術者が参加しています。
2.CHF:歴史の中から機器分析の誕生を探る世界一の展示室
錬金術師により化学実験が机の上で行われていた時代を経て、現代では化学プラントにより合成繊維、医薬品等の化学物質が生産され、高品質の化学材料を供給するためには高性能の分析機器等の活用が欠かせません。CHF(Chemical Heritage Foundation)は、化学の歴史を保存し、その成果について啓蒙をし、化学がつくる未来を語ることを使命としています。この中で機器分析技術は化学工業の近代化に貢献した技術として高く評価されています。