「地域、組織、業種を超えた個人のネットワーク」により分析技術を活用し豊かな未来の実現をめざす

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FAQ

検査分析士制度に関する FAQ

I.検査分析士とはどんな資格ですか

物質の組成や含有微量成分の検査や分析は、安全で安心な生活をするために不可欠の技術です。 この機器分析技術を社会の抱える問題解決の道具として活用する専門家の資格です。

 

II.この資格の特徴について

 検査分析士は、機器分析技術を構成する「サンプリング・前処理・測定・データ解析・分析結果の報告」の 各プロセスを一連の作業として実施できる実務的な能力を持つ専門家の資格です。 機器分析を行う実務家を対象としたライセンス型資格として、取得者本人の能力が説明できる資格です。 この資格は、会社や団体などの所属機関に与えられるものではなく、個人に与えられます。

 

III.資格制度を新たに設けた目的は

 「機器分析を担う人材」の専門技術の向上と地位の向上を目指すためです。検査分析士に初級・上級・特級の三段階を用意し、 初級から上級、特級とより上位の資格を取得することにより、独立した専門家としての地位を確立することが可能となるようにしたいと思います。

 

IV.資格試験認定はどのように行いますか

学識関係者と企業の機器分析の専門家からなる委員会で資格試験問題を作成し、合格したものを対象に資格を付与します。 分析に関する知識や分析機器の操作、ラボの管理まで含めた、検査分析に必要不可欠な技量を持つ分析のプロフェッショナルとして、 習得している知識、技術のレベルにより、初級、上級、特級の三段階のランクを設けました。

 

V.初級の資格はどのような資格ですか 

これから分析業務に取り組もうとする人を対象としています。機器分析の専門家を目指す人はもちろんのこと、 機器分析の部門に新たに配属された人、販売をするために分析機器を操作する必要のある人、機器分析部門に派遣される人、 就職のために自分の意欲や能力を示したい人等にも使える資格です。

 

VI.試験対策の講座はありますか

対策の講座は開催しませんが、受験者にはバイブルテキストを配布します。

 

VII.試験の問題はどの範囲ですか

配布するテキストの範囲内です。参考のために例題を提示しますので、それを参考にしてください。

 

VIII.理科系ではありませんが受験できますか

受験のために必要な資格はありません。文科系の学科を出て機器分析の専門家として活躍中の方も多数いらっしゃいます。

 

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