機器分析との出会い講座
機器分析に初めて関わるきっかけは様々です。この講座はそれまでのキャリアに捉われずに機器分析の勤務経験がない新入社員から再就職の方までを対象にしています。講座はそれまでの経験により3つのカテゴリーでそれぞれ3講座のテーマを用意しました。
物質の組成や含有量の測定データから、物質の性質や履歴を調べる機器分析で、現在使用する分析機器自動化が進み、試料を挿入すれば結果が得られます。このため、素人でも機器分析が出来るように思いますが、実は試料を装置に挿入する前とデータが出た後で専門的な知識や経験が人必要となります。この講座はこのようんな知識や技能を学ぶための前提となる基本的な知識を学びます。
講座の開催日程:通年開催、原則として平日の午後1時から4時半まで(講義3時間:質疑応答30分)
講座の開催場所:当法人会議室で受講者は最大3名
講座の内容
1.専門家を目指す初心者向け
初めて機器分析を行う業務に携わる新卒者や、人生半ばで機器分析をはじめる社会人を主な対象として機器分析の全体のアウトラインを学ぶ講座です。機器分析はどのような知識と技能が必要となるかを学びます。
1 機器分析とは
2 機器分析の市場と使用する機材
3 機器分析技術と支える科学の知識
2.文系向け機器分析入門
文系学部出身者あるいは、今までオフィス業務等を担務していた方を主な対象として技術的側面からみた機器分析の概要を学びます。
1.機器分析の社会的役割
2.分析機器とそのビジネスの特徴
3.課題解決のための機器分析手法
3.技術者向け機器分析市場のマーケティング入門
主に研究開発や生産技術に関わった専門家やオフィス業務に関わる管理者等を対象にしてで、機器分析市場に関わる営業や販売促進に取り組むことになる方が必要とする消費者向けと異なる生産財マーケティングについて学びます。
1.機器分析市場に対する生産財マーケティングの特徴
2.機器分析市場の動向:セグメンテーション
3.マーケットコミュニケーション