スクールの理念
分析産業人ネットは設立目的の人材育成事業を通じて分析技術者の地位向上と職務能力の向上を目指しています。分析技術者の地位向上は個人的な努力だけでは達成できません。
プロとしての職能が認められることが必要です。このため、当法人では、個人の職務能力向上のためのセミナー・講習会(トリニティースクール)を平成16年より開催しています。
トリニティースクールの由来
分析技術者の地位向上は資格制度と専門知識と実務経験が三位一体となる必要があります。
このための資格制度として検査分析士資格を推進しています。
分析技術者の専門知識としては「分析の技術」と「物質の科学」「生産の知識」が三位一体となる必要があります。分析機器で得られる情報は原子や分子に関する情報で物質の構成単位に関するものですが、データを解析して問題解決に有用な情報とするためには何らかの意味づけが必要です。このために原子・分子に基づいた物質の科学と、実際の製造プロセス等の知識が必要です。
このような考え方により三位一体の人材育成をこころざすスクールということでトリニティースクールとしました。